ベーコン

燻製の豚肉です

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「アルマゲドンの夢」/新国立劇場オペラ

スルーしてたけどおススメされたので観た。新国立劇場の新作オペラ。作曲は藤倉大で、原作はウェルズのSF小説に基づく。 この世界は夢か現実か?新国立劇場が世界へ発信する衝撃の新作https://www.nntt.jac.go.jp/opera/armageddon/ とのことですが、概ねTwi…

映画「Life 線上の僕ら」

実は商業BLに手を出し始めたのはここ数年なのですが、そんな知識のない私にいつも良質BLを教えてくれる友達に誘われて行った。なにが良いって、映像版として成立しているのに原作へのリスペクトがあることが良いんだよな。主人公二人の丁寧な原作の読み込み…

映画「鬼滅の刃 無限列車編」と少年マンガについて

2回も観に行ってしまった。大人最高。こういうタイプのアニメを見るのが久しぶりで、ギャグシーンで変わる背景とかデフォルメとか効果とかにいちいち新鮮に驚いてしまった。アニメ、視覚表現としておもしろいな!原作派でアニメ鬼滅は見てなかったので、技を…

オペラ座の怪人/劇団四季 四季劇場<秋>

劇団四季オタクをやっています。四季の会(ファンクラブみたいなもの)の会員です。四季演目の観劇は特別のごちそうでありながら日常の白ご飯みたいなものでもあるから(オタ活だから...)、すでに2回観ているのにこうして記録しようという発想がそもそもな…

木之下晃ー音楽を奏でる写真たち/FUJIFILM SQUARE

木之下晃氏は新聞社や広告代理店からキャリアをスタートし、辞めてフリーになったあと音楽家を撮り続けていたそうな。被写体は歌手・楽器奏者・指揮者など幅広い。ステージで演奏しているその瞬間を写真に収める。ジュリーニ、マリア・カラス、マイスキー、…

トランスレーションズ展―『わかりあえなさ』をわかりあおう /21_21 DESIGN SIGHT

学生時代にすごくお世話になったメディア論の先生がいて、ある講義の中で「人と人とは分かり合えない、だから、分かり合えないことを分かり合う」と言っていた。テクノロジーと表現を取り上げた授業だったからそんなにエモーショナルな講義ではなかったと思…

石橋財団コレクション×鴻池朋子 ちゅうがえり 他

鴻池朋子を観にアーティゾン美術館へ。彼女の作品は、彼女の中の詩がそのまま出ていないのがいいと思っている。自然やら命やらをテーマに、すごく深く繊細に大事にコンセプトを練っているのに、作品はダイナミック(いわば大味)。動物の皮や毛皮とかをどで…

ウィーンフィルウィークインジャパン2020/サントリーホール

この騒動でなきゃ行かなかったであろう、ウィーンフィルウィークインジャパン。なんでかというと通常時のチケット戦争がダルいからである。このご時世でギリギリに決まり、おそらくこのご時世によってチケット余りもあったので行けた。 プログラムは以下の通…